「クラウデオ・ルシヤ、つつしんで総督ペリクス閣下の平安を祈ります。
この人たちに託された書面はこうである。 「あなたがたの兄弟である使徒および長老たちから、アンテオケ、シリヤ、キリキヤにいる異邦人の兄弟がたに、あいさつを送る。
パウロが言った、「フェスト閣下よ、わたしは気が狂ってはいません。わたしは、まじめな真実の言葉を語っているだけです。
あらゆる方面に、またいたるところで改善されていることは、わたしたちの感謝してやまないところであります。
テオピロ閣下よ、わたしもすべての事を初めから詳しく調べていますので、ここに、それを順序正しく書きつづって、閣下に献じることにしました。
すぐにでもあなたに会って、直接はなし合いたいものである。
神と主イエス・キリストとの僕ヤコブから、離散している十二部族の人々へ、あいさつをおくる。
また、パウロを乗せるために馬を用意して、彼を総督ペリクスのもとへ無事に連れて行け」。
さらに彼は、次のような文面の手紙を書いた。
騎兵たちは、カイザリヤに着くと、手紙を総督に手渡し、さらにパウロを彼に引きあわせた。